カナダ文学
日本語版は今年、鴻巣友季子訳『老いぼれを燃やせ』のタイトルで早川書房から出版された。何年か前にKindleで原書が安くなっていたので購入してずっと積んであったのだけれど、せっかくなのでこの機会に読むことにした。こういうきっかけでもなければなかな…
本作の日本語版『イラクサ』は、小竹由美子さん訳で新潮クレストブックスから出ている。 自分の好きな作家を順番にあげていったら、アリス・マンローの名前が出るのはかなり後になると思う。彼女の本を求めて本屋を何軒も回ることはないだろう。でも見かけれ…
マッドアダム三部作の最終作 本作はまだ日本語訳が出ていないようだ。今年(2024年)岩波書店から出版される予定らしい。 *追記 3月(かな?)に邦訳『マッドアダム』上下巻が林はる芽さんの翻訳で岩波書店から出たようなので、日本語タイトルを追記しまし…
マッドアダム三部作の二作目 前作の感想はこちら suzynomad.hatenablog.com ネタバレしています。 Crakeが引き起こした「人類の終焉」を生き延びた二人の女性の視点で物語が進行する。それぞれが、現在のサバイバルの部分とそこに至る過去を思い返す部分があ…
マッドアダム三部作の一作目。 ネタバレです。 アトウッドによる近未来ディストピア+ポスト・アポカリプス+創世記。 物語は、人類が滅びたと思われる世界で生き残ったSnowmanのサバイバルの日々の章と、彼が、自分の少年時代からアポカリプスに至るまでの…