さまよえる前日鳥

読んだもの、観たものについての取り留めない覚え書き。ネタバレ注意。

ナイジェリア文学

『やし酒飲み』エイモス・チュツオーラ

岩波文庫 土屋哲訳 ただひたすらやし酒を飲むだけの人生を送る主人公。大金持ちの父親は彼にやし園を贈り、彼専属にやし酒造りの名人を雇った。ある日そのやし酒名人が事故で死んでしまう。主人公は「死者はこの世のどこかに住んでいる」という言い伝えを思…