さまよえる前日鳥

読んだもの、観たものについての取り留めない覚え書き。ネタバレ注意。

2022年 読書振り返り

今年読んだ本のリストは以下の通り。

リンクは感想のページに飛びます。

 

【洋書(英語)】

『Wolf Hall』(ウルフ・ホール)ヒラリー・マンテル

『Bring Up the Bodies』(罪人を召し出せ)ヒラリー・マンテル

『How to Read Literature Like a Professor』(大学教授のように小説を読む方法)トーマス・C・フォスター

『Winter』(冬)アリ・スミス

『Dune』(デューン/砂の惑星) フランク・ハーバート

『Florida』(丸い地球のどこかの曲がり角で)ローレン・グロフ

『The Mirror & the Light』(鏡と光) ヒラリー・マンテル

『The Amazing Adventures of Kavalier & Clay』(カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険) マイケル・シェイボン

『Gone Girl』(ゴーン・ガール)ギリアン・フリン

『The Uncommon Reader』(やんごとなき読者)アラン・ベネット

 

【洋書(スペイン語)】

『Los peligros de fumar en la cama』マリアーナ・エンリケス

『Pájaros en la boca y otros cuentos』(口のなかの小鳥たち)サマンタ・シュウェブリン

 

【和書】

『闇の奥』ジョゼフ・コンラッド

『おばちゃんたちのいるところ』松田青子

『批評の教室』北村紗衣

『ガルヴェイアスの犬』ジョゼ・ルイス・ペイショット

『献灯使』多和田葉子

 

 

個人的大事件が起きて2ヶ月ほど全く本に触らなかった時期があったので、今年は更に冊数が少なかった。読書ブログを書いてるくせにこの読書量の少なさはどうかと思うが、ま、よかろう。無理はしない主義なのだ。

 

今年特に良かったのは『Wolf Hall』三部作。得難い読書体験だった。それから『ガルヴェイアスの犬』もとてもとても気に入った。

 

 

 

2022年読書目標の達成度》

 

1. 読もうと思いつつ読んでなかった大作を読む

ウルフ・ホール三部作を読んだ。マッドアダム三部作には取り掛かれず。

 

2. 今注目されているラテンアメリカ女性作家の作品をスペイン語で読む✅

マリアーナ・エンリケスとサマンタ・シュウェブリンを読んだ。どちらも良かったので引き続き読んでいきたい。

 

3. 文学に関する本を読む✅

『How to Read Literature Like a Professor』と『批評の教室』を読んだ。後者は文学じゃなくて批評だけど、文学批評も含むからいいよね。

 

4. 読んだことのない日本人作家の本を読む✅

松田青子と多和田葉子を読んだ。日本語だからこそ表現できることがあると思うんだけど、二人とも翻訳されたものが賞をとっていて興味深い。

 

5.文学とは関係ないノンフィクションの本を読む

読めなかった。これは来年に持ち越しで。

 

なかなか良い結果では?元々の目標が少ないというのもあるけどさ。